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焼き鳥論争は塩、タレだけじゃなかった。  『焼き鳥屋からの切なる願い』が気になる! [徒然]

東京・田町にある鳥料理専門居酒屋「鳥一代」本店で
見かけたメッセージが、気になります。



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『焼き鳥屋からの切なる願い』と題して、
焼き鳥は串から外さずに食べて欲しいと
訴えていました。


これは、「鳥一代」代表取締役社長の
山﨑一彦さんが2016年11月25日、
本店の店先にあるホワイトボードに
寄せたものです。

『焼き鳥屋からの切なる願い』と題して、
焼き鳥は串から外さずに食べて欲しいと
訴える内容です。

焼き鳥の串から肉を外して食べる客への
苦言を連ねたように受け取れる文章に、
ネット上では「どう食べようが客の自由だろ!」
との反発が広がっています。

その真意は、

 
「こんなこと言える立場では...」


との前置きから始まる文章では、
焼き鳥の串から肉を外して食べる客が
増えたことについて

「凄く悲しい」


と一言。


その上で、山崎社長は、


 「僕ら、一生懸命一本一本指しているんです!!  一本一本、丁寧に焼き上げているんです。 これでは切った肉をフライパンで焼いても同じ。 焼き鳥ではございません。絶対に美味しくないし!! 」


と率直な思いを明かしています。



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このメッセージは、あるツイッターユーザーが
11月26日にボードの文面を撮影した画像を
投稿したことで大きな注目を集めることに
なりました。

ツイッターやネット掲示板には、


 「焼き鳥に関してはうるせえ客の自由だろって思ってしまうなあ」  「別にどっちでもいいと思うけど、作り手の自己満足を強制される店には行きたくないって思う」  「色んな種類を食べたいけど1串ずつ食べてたらお腹にもお金にも無理って場合もある」


などと店の意見に反論する投稿が相次いでいます。


その一方で、

「焼き鳥屋に行ったのなら串から食え!と思う」 「串から外す工程で冷めるし間違いなく多少味落ちる」


と店の意見に賛同する声も出ています。


いったいなぜ、こうした物議を醸すメッセージを
わざわざ店先で掲示したのでしょうか。

山﨑社長は、

「賛否両論が出るのは予想していました」

と話しています。

その上で、


「店としては、焼き鳥を一本そのまま召し上がってもらうことを前提に焼いています。作り手が一本の串に込めた工夫や思いが、皆さんに少しでも伝わればという思いで文章を書きました」


と説明しています。


実際、同店では一口目にあたる串先には
大き目の肉を刺したり、一本の串の中でも
振る塩の量に変化をつけているなど
工夫を凝らしていまする。

その上で、焼き鳥の串を刺すのは

「素人では無理」として、
肉に切り込みを入れるといった
仕込みも含めると2年ほどの修行期間が
必要とも説明していました。


山﨑社長は続けて、

「焼き鳥の文化ってどうしてこうなってしまったのか、というやりきれない思いがあったことも確かです」


とも語っています。

実際、串を外す客への率直な思いを
つづったメッセージには、同業者から
賛同の声が数多く寄せられているそうです。


なお、物議を醸したボードのメッセージは11月26日に消し、
28日からは

「たくさんのご意見、コメントありがとうございました」


などとした文章に変えたということです。

山崎社長は


 「実際、お客様にはどんな風に焼き鳥を食べて貰ってもいいんです。ただ、作り手が裏で何を考え、どんな工夫をしているか、頭の片隅にでも入れて頂ければ本当にうれしいです」


と最後に話していました。


焼き鳥論争は塩、タレだけではなく、
気になる『焼き鳥屋からの切なる願い』
に職人としてのプロ意識を感じました


こちらもどうぞ。

↓↓↓


https://youtu.be/EQYsdENeZlM





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